見晴らしの家
里山につくられた“みはらしの家”。名前の通り家からの“みはらし”をとても大切に考えて設計されています。
1階の通り土間から玄関へ…そこは居室と水回り。
この家の主役はすべてが2階とロフトにある。
すべてが開く大開口サッシを開け放つとウッドデッキがリビングの一部のように大きく繋がり、そこから気持ちいいくらいに思いっ切り外に開けていく。
垂直梯子を上った先のロフトから見下ろす景色や、あえて床に段差をつけた空間や畳1帖の籠った書斎も格別。四季折々で表情が変わっていく風景に寄り添いながら繋がりながら、外と関わって暮らしていく“みはらしの家”。
内外とも白洲と無垢材、構造及び下地すべてに自然素材を使い湿気やカビ対策も見据えてしっかりと作ったこの簡素な家は、たとえ雨の風景でさえ楽しめ、ちょっと懐かしく豊かな気持ちにさせてくれる。
これから先、自然住宅“みはらしの家”は、長い時間をかけて経年変化を繰り返し、風景に溶け込んだいい色に変わっていくでしょう。