職人たちの知恵と腕でつくった“伝統工法・木組みの家”
しっかりした職人が出来る限り手刻みで加工し、きっちりと家をつくりこみ、
建てるのには、ちょっと時間はかかるが、何代にもわたって長持ちする家。
その構造は、地元神奈川県産材の骨太の杉と檜をほぼ100パーセント利用し、
中でもリビングの勾配天井に掛かる大断面の化粧の大梁が美しい。
床は上小の無垢の杉板、壁は本漆喰で化粧をし、家の空気も美味しい。
約1年をかけてつくった“木組みの家”の価値がわかるのは、
ずっとずっと後のこと。
これから先、長い年月をかけていい色合いに経年変化していくであろうこの家は、
つくった私たちをもどこか懐かしい気持ちにさせてくれる。